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シールの豆知識

シールについて
シールやステッカーに用いるタック紙は、通常、表面基材・粘着剤（糊）・セパレータ(剥離紙)の3層で構成されています。
表面基材としては大きく分けると、紙系のものとフィルム系のものとがあります。
そして、用途によってさまざまな種類があります。同様に粘着剤も数多くの種類があります。接着力の強さだけでなく、貼られる面の表面状態や使用条件に対応できるように 各種の粘着剤が用意されています。
使われる条件などをお教えいただければ、私どもが用途にあったタック紙を選ばせていただきます。
印刷に関しても、最もポピュラーで安価な凸版印刷、多少高くなりますが、精細な印刷が可能なオフセット印刷、および屋外での長期使用に耐えられる耐光性インキを使用したシルク印刷などがあります。車などに貼るステッカーなどでは、このシルク印刷が多く使われます。
シールの表面を汚れなどから保護することと、美しく見せることなどを目的にラミネート加工をすることも多いです。ラミネート基材としては、通常はＰＰやＰＥＴの薄いフィルムを使います。屋外での使用に対しては、紫外線をカットするラミネートなどもあります。
その他、特殊なシールとしては、ナンバリング（連番）シール、箔押しシールなどがあります。
表面基材として反射シートを使ったものなどもあります。

　

見積について

シールを印刷するためには、印刷用の版およびシールの形状に合せてカットするための抜き型が通常必要になります。
これは印刷の枚数に関係なく最低限必要なものです。したがって、印刷の枚数が少ない場合は、1枚あたりの費用は割高になってきます。
これらの版、型代はシールの印刷色数やサイズによって変わります。
また複雑な形状の抜き型は通常の四角や丸の型に比べて高くなります。
その他、版や型の不要なオンデマンド印刷もあり、枚数が少ない場合は、安くなる場合もあります。

見積の例

（印刷枚数1,000枚、上質タック紙、サイズ 50×50ｍｍ角、凸版印刷の場合）

1色刷り：12,000円〜
2色刷り：16,000円〜
3色刷り：20,000円〜
4色刷り：31,000円〜